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介護士の介護士による介護士のためのブログ「頑張っている介護士をホワイトな職場へ」

介護士の職業病あるあるまとめ!!

介護士の皆さんに「介護士の職業病と言えば?」と質問すると、多くの人から「腰痛」という言葉が返ってきます。

確かに・・・と納得する人もいるとは思いますが、実は介護職の職業病はそれだけではありません。

職業病と言うと一般的には悪いイメージばかりを想像しがちですが、実は介護士の間では「「うんうん、それもあるある~」と思わず笑ってしまうようなものもあるのです。

今回は、様々な介護士の職業病あるあるをまとめてみました。

笑えない介護士の職業病あるある

介護士の抱える辛い職業病としてあがる代表的なものとしては、次のようなものがあります。

介護士の職業病あるある:腰痛

介護士の職業病といえば、まず思い浮かぶのが腰痛ではないでしょうか?多くの介護士が、厳しい介護業務の中で腰痛を発症し、介護の現場から離れることになってしまうこともよくあります。
25歳の若さですでに腰痛 膝痛 肩こりの持病を抱えている、整体に通わなくてはとても仕事ができない、腰痛ベルトは常に手放せない・・・などという声もあります。

介護士の職業病あるある:手荒れ

介護士=腰痛」と言われていますが、実は「介護士=手荒れ」も介護士の職業病として知られています。

介護士の業務には、オムツ交換や入浴介助など手を洗う機会や水仕事が多いこと、また感染予防のため、強い薬剤を使うこともあり、それが手荒れを悪化させる原因にもなっています。

様々な予防や対応をしても効果はなく、この介護の仕事やめないと治らないと医師に言われた人もいるようです。

 ◎介護士の職業病あるある:訪問介護でアレルギー発症!

地域にもよりますが、花粉症の時期になると重症化する人は介護士の中にも多くいます。

しかし訪問介護のヘルパーが、利用者さん宅のほこりやダニなどが原因で、アレルギーを発症するという話も少なくありません。

訪問介護のヘルパーが援助に入る利用者さんの自宅は、ほこりだらけの家も多いこと、また家の中で猫や犬を飼っている家もあるため、アレルギーを引き起こす要因はたくさんあります。

それが花粉症の時期になると、さらに症状が悪化することもあり、それによりヘルパーの仕事を辞めたという人の話も聞いています。

このようにとても笑ってなんかいられない職業病に関しては、健康面や体調に関わるものが多いようです。

ちょっと笑える介護士の職業病あるある

前述のような辛い職業病は、とても笑って話せるようなことではありませんが、実は介護士の日頃の仕事の習慣が、プライベートの場面でも出てしまうこともよくあります。実際どんなことがあるのか、介護の現場で働く介護士の声を聞いてみました。

介護士の職業病あるある:どんな音でも、ナースコールの音に聞こえてしまう
・家にいるのに、ナースコールが聞こえたような気がして振り返ってしまう
・携帯の着信音や玄関のチャイムが、ナースコールに聞こえる
・どこにいても、常にナースコールの音が耳についている
・家で寝ていても時々ナースコールが鳴った気がして、夜勤の時のようにちょこちょこ目が覚めるてしまう

介護士の職業病あるある:街で出会う高齢者がやたらと気になる
・街で杖やシルバーカーで歩いている高齢者を見ると、何故か歩行の状態が気になり、転倒しないかとずっと目で追っている
・一人で歩いている高齢者を見かけると、徘徊しているのではないかと心配してしまう ・介護士の友人と道を歩きながら、通り過ぎる高齢者をみては「要介護度○かな?要支援かも?」などと言い合っている

介護士の職業病あるある:家にいても、何故か時代劇をつけてしまう ・夕方の時間帯になると、自然に時代劇をつけ、家事をしながら主題歌を口ずさんでいる

介護士の職業病あるある:口ずさむ曲は、何故か懐メロ
・「20代なのによくそんな歌知っているね」と親戚のおばさんに驚かれた
・テレビの懐メロの番組があると、一緒に口ずさめる曲がたくさんある

介護士の職業病あるある:とにかく声が大きくなる
・「そんなに大きな声で話さなくても聞こえるから・・・」と友人に笑われる
・電話の声が大き過ぎると言われた
介護士仲間で、電車やお店でおしゃべりすると、まわりから白い目でみられることがある

介護士の職業病あるある:早食い
・自宅でも外食時でもまわりに比べ、明らかに自分は食べるのが早い
介護士になってから、何となくいつもせかされているようで、普段でも食事をゆっくり食べられなくなってしまった

介護士の職業病あるある:赤ちゃんのおむつを、リハパンと呼んでしまう
・夫に赤ちゃんのおむつを「そこのリハパンとって・・」と言い笑われた このように、日頃介護の現場で自然に身についた習慣が、いつのまにかプライベートでも習慣化しているという意味では、これも一種の職業病と言えるのかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか? 介護士の職業病は、勤務時間の中だけに限らず、実はプライベートの時間でも、その癖や習慣が抜けないことがたくさんあるようですね。

もちろん笑って済まされないような職業病もありますが、こうしてたくさんのあるあるを聞いてみると、思わず笑ってしまうような職業病があることに、心がなごむこともあります。