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有料老人ホームで働くってどう?仕事内容と現場の声!

最近では、特養や老健などの介護施設とは違う、様々なタイプの有料老人ホームも増えてきています。

一般的に有料老人ホームと聞くと、高級なイメージがありますが、最近では入居金不要で安い費用で入居できる有料老人ホームも増えてきています。

今回は、そんな有料老人ホームと呼ばれている施設について大まかにまとめてみました。

有料老人ホームってどんな施設なの?

有料老人ホームとは、特養や老健とは違い、一般的に営利を目的として運営されている介護施設です。

有料老人ホームと言っても「介護付き」「住宅型」「健康型」に分かれていること、また地域や施設によっても、その規模や入居する利用者さんの状況(対象)、入居費用などにも大きな違いがあるのが特徴です。

また有料老人ホームの対象者も、自立の方から要介護5まで幅広く、それぞれの状態に対応できる施設があります。

その中には、入居金数千万円などの驚くほど高額で、よほどの資産がなければ入れないような施設がある一方で、社会のニーズに応じ安い費用で入居が可能な有料老人ホームもあります。

有料老人ホームで働く介護士の仕事内容は?

これは有料老人ホーム全般に言えることですが、その種類はもちろん入居する対象者や施設の特色によって、サービスも内容や介護方針、行事等にも大きく違いがあります。

もちろんそこで働く介護士の仕事内容についても、民間企業が運営していることもあり、その施設が受け入れている対象者によっても大きく変わってきます。

あくまでも入居者の住まいでもあることから、見守り、食事介助、身体介助、入浴介助などの基本的な身体介護だけではなく、入居者一人ひとりの入居者の状況に合わせた生活支援などの幅広い対応が求められます。

どの施設でも24時間体制のため、日勤だけでなく早番や遅番、夜勤等交代のシフトで勤務する所が多いです。

有料老人ホームで働く現場の声

有料老人ホームで働く介護士が、有料老人ホームについて話してくれました。

有料老人ホームは全国各地で増え続けていて、入居費用の安い有料老人ホームからびっくりするほど高級な有料老人ホームまであり、様々な特色やサービス内容にも大きく違いがあります。

もちろん働く介護士の仕事の内容も、その施設ごとに大きく違いがあると言われます。

たとえば最近では、病気で入院し治療が終わるとすぐに退院の話が出るため、退院後すぐに自宅での生活が困難な高齢者が増えていること、また特養に申請していても、待機待ちの状態が長く続き、必要なタイミングで入所ができないという問題など、全国各地で広がっています。

こうした現状の中で、自宅で生活ができなくなった利用者さんを対応してくれる施設として、安い入居費用で受け入れる有料老人ホームも年々増えてきています。

その一方で、元気なうちに自分の資産に合う施設を自ら選び入居し、将来的にはそこで介護を受けたいと考えている人に対応するような、高級有料老人ホームもたくさんあります。

もちろんそういった入居者に対しては、洗濯、掃除、食事の配膳など、身の回りの支援が主な仕事内容となることもあるでしょう。

特に高額な入居費用が設定されている有料老人ホームなどでは、高い費用を支払って入居しているということで、施設側に対して求めるものが大きかったり、入居者同士のトラブルや職員に対するクレームなども多いと聞きます。

そのためそこで働く職員達も、違った意味での大変さがあるかもしれません。もし有料老人ホームで働くことを希望する場合には、まずはそれぞれの施設の種類や特徴、その仕事内容等をしっかり理解することが大切です。

まとめ

有料老人ホームには、様々なタイプの施設があえいますが、どの施設も「入所者の住まい」としての位置づけがされているため、介護士には、そこで暮らす入居者が安全に、また少しでも快適に生活できるための幅広い支援が求められます。

様々な有料老人ホームがある中で、自分の働きたいと考えている施設がどのような特徴の有料老人ホームなのかをまずはしっかり、見極めることが必要です。