介護士ファースト

介護士の介護士による介護士のためのブログ「頑張っている介護士をホワイトな職場へ」

介護士で高収入を得る方法なんてあるの?

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ネットで介護の求人情報を見ていると「高収入の介護求人」というサイトを見かけることがあります。

そんな高収入で働ける仕事があるのなら、自分も是非応募したいと思ってみたりもしますが、実際のところどんな仕事なのでしょうか?

基本介護保健サービスの施設や事業所では、国によって決められた「介護報酬」の中から介護士への給料を支給するため、その介護報酬が上がらない限り給料を上げにくい状況になっています。

その中で、少しでも高収入を得るためにはどうしたらよいのでしょうか? 今回は、介護士で高収入を得る方法を探ってみたいと思います。

介護士が考える高収入って、いったいどのくらいの収入のことなの?

世間一般に「介護士の収入は低い」というイメージがあります。確かに世の中には1000万円以上の収入を得られる職種や仕事もたくさんあります。

そんな高収入を得ている職種の人達が考える高収入と介護士が考える額は明らかに違うと思います。

実際に介護業界で働く私達が考える高収入の額は、恐らく一般的な介護士の多くが想定できる額・・・それ以上であれば高収入と考えてよいと思います。

どうしたら高収入を得られるか

収入が低いことで有名な介護業界ですが、それでも待遇の良い職場に転職をしたり、働き方を見直すことなどによって収入を上げることも不可能ではありません。

仕事のモチベーションを上げるためにも、色々な方法を検討してみましょう。

新たな資格取得を目指す

介護士が収入アップを目指すためには、まず介護の上位の資格取得を目指す方法があります。

新たな資格を取得することで、資格手当を増やしたり、その資格を活かせる仕事に転職することにより収入をあげていくことも可能です。

もちろん介護福祉士やケアマネジャーの資格取得には、それぞれ実務経験が必要なため、長い将来を考えキャリアアップも考えながら、収入アップを目指したい方にはおすすめです。

管理職や役職を目指す

多くの介護士の現場では、リーダーや主任、サービス提供責任者、さらには管理者、施設長など役職に応じて役職手当が支給されます。

社会福祉法人のような職場で長く経験を積みながら、管理職や役職に就くことで基本給が上がったり、管理職手当や役職手当もついてきます。

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夜勤を増やしたり、夜勤専従職員になる

夜勤のある職場では、給料+夜勤手当がその回数によって支給されるため、夜勤の回数を増やすことで収入を上げることができます。

また「夜勤専従」という求人も多くあるので、あえて夜勤専門の職員として働く方法もあります。

働き方を変える

介護士の中には、収入を増やすために副業をする人も少なくありません。一般的に正社員は副業禁止のところが多いため、働き方を変えてあえて非正規社員になる人もいます。

ただし正社員でも就職先によっては副業可能な所もあるので確認してみましょう。また、時給の高い派遣社員として働く方法もあります。

ただしあくまでも一時的な収入アップの方法であることもつけ加えておきます。

介護職の求人サイトも活用しながら、少しでも待遇の良い職場に転職する

大手企業が運営している施設や事業所ほど、高収入な職場が多いと言われています。もちろん大手企業の方が、福利厚生や安定した昇給なども期待できるでしょう。

しかし、私達が日頃から利用しているハローワークや新聞の折り込みちらしなどに載っている求人情報を探してみても、なかなか収入の高い求人は見つけることができません。

より高い収入が得られる職場を探すために、介護専門の求人サイトを活用する方法もあります。最近では、転職のための様々な介護求人サイトがあり、登録をすることで、ハローワークなどでは見つけられない高収入の求人情報を得ることもできます。

もちろん転職にあたってのアドバイスやサポートを受けられるだけでなく、中には自分ではできない年収交渉などもしてくれるところもあるようです。

まとめ

介護士はみな、もっと収入を増やし少しでも安定した生活をしたいと願っていると思います。今のままの収入では生活できないという理由で、どんなにやる気があっても離職せざるを得ない人達もたくさんみてきました。

しかし、あきらめているだけでは何も変わりません。もし、あなたが介護の仕事にやりがいを感じているのであれば、また生活を少しでも安定させたいと考えているのであれば、少しでも高収入が得られる職場や働き方を探すために動きだしてみることも大切なことです。